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【What’s New!】週刊読書人2026年8月28日号

【What’s New!】週刊読書人2026年8月28日号

【特集】
鼎談=小松 美彦×斎藤 光×廣野 喜幸
<〈いのち〉に迫る生命論へ>
小松美彦『〈生命〉とは何か』(筑摩書房)刊行を機に

【本紙イントロより】 
 科学史家の小松美彦氏が、『〈生命〉とは何か科学的生命観、2600年の歴史とその超克』(筑摩書房)を上梓した。氏の生命論史研究の現時点における〝総括〟であり、目の前にありながら見過ごされてしまう〈生命〉の立ち現れへと目を開かせる話題作だ。小松氏と、同じく科学史家の斎藤光氏・廣野喜幸氏の三者によって行われた討議を載録する。(編集部)

【編集室から】

 「生命とは何か」。科学史・思想史の中心課題であり続けてきた問いに正対したのが、巻頭特集の『〈生命〉とは何か』でした。特に科学史に通暁した方には、本書の新規性が了解できるような鼎談になっているのではないでしょうか。
 本書では、生命は生命でないものとの対比において初めて了解されるという示唆とともに、しかし私たちは常にすでに生というものを了解している事実も浮き彫りになります。そして探究は、存在一般に対して生命はいかに特異か、という問題へと続きます。「自覚」即ち己自身への探究こそが、他者に通ずる道なのかもしれません。(K)

【今週の読物】

▽小林洋二氏による鎌田哲哉氏「庄司薫の死に触れて」(本紙七月一七日号)への応答(7)
▽新連載=科学時評〈8月〉(粥川準二)(7)
◇連載=「『シェルブールの雨傘』の最初のショット」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)450(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉谷崎潤一郎文・大川裕弘写真『陰翳礼讃』(井波りべか)(5)
◇連載=「読書人を全部読む!」43(山本貴光)(6)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 751(横尾忠則)(8)
◇連載=滅びゆく惑星で 16(増田俊也)(8)
◇連載=夜郎戦後史記〈八月〉(安倍夜郎)(8)

【今週の書評】

 〈3面〉
▽藤原辰史・黒川創編『鶴見俊輔の発想法』(田仲康博)
▽丸川哲史・倉石信乃編著『野生の教養Ⅲ』(高原太一)
▽宇賀克也著『管見 最高裁判所』(橋本基弘)
 〈4面〉
▽隠岐さや香・栗田秀法編『フランス・アカデミーの時代』(長野壮一)
▽下山進著『命を選ぶ』(飯塚理恵)
▽デニース・ギャロ著『オペラ・ベーシック講座』(山本まり子)
 〈5面〉
▽佐伯一麦著『水平と垂直』(小谷野敦)
▽久保井研・樋口良澄著『紅テント覚醒!』(武田寿恵)
▽ローラン・ビネ著『遠近法』(吉田朋正)
 〈6面〉
▽義江明子・氣賀澤保規・井野瀬久美惠編『世界女帝事典』(横山百合子)
▽ロビン・リームス著『レトリック思考』(友繁有輝)
▽保阪正康著『天皇五代と戦争』(河西秀哉)

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