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【What’s New!】週刊読書人2026年9月11日号

【What’s New!】週刊読書人2026年9月11日号

【特集】
追悼=小田島雄志
対談=松岡和子×河合祥一郎
<シェイクスピアを訳し継ぐ>

【本紙イントロより】 
 英文学者・翻訳家の小田島雄志氏が六月八日、死去した。九五歳だった。小田島氏は、坪内逍遙に次いで日本で二人目のシェイクスピア三七戯曲の全訳を達成している。
 公私ともに深い縁のある、翻訳家・演劇評論家の松岡和子氏と、英文学者の河合祥一郎氏に、小田島氏について、シェイクスピア翻訳についてなど、追悼を込めて、お話しいただいた。(編集部)

【編集室から】

 多くの文学が文字で読むものになっているなかシェイクスピアは未だ、多くの劇場で上演され、そのための新訳が出続けている。文学の本来のかたちは動的で立体的なものなのだろうと、小田島さん追悼対談を聞いて思った。一般の読書も本来は、意味や論旨だけでなく、イメージや音、余白や語られない言葉まで、立体的に感じとるべきものなのだろう。AI的なものとの対極に、連綿と繫がれてきたシェイクスピア翻訳の営みや上演や観劇があるように思う。繫いでこられた皆さんに感謝しながら、まもなく開幕の松岡訳の『リア王』を、楽しみに拝見してきます。(S)

【今週の読物】

▽「芥川賞について話をしよう」第30弾 (小谷野敦×倉本さおり)(8)
▽映画時評・9月(伊藤洋司)(7)
◇連載=「『シェルブールの雨傘』の風変わりさ」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)452(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉グギ・ワ・ジオンゴ『一粒の麦』(菅野光)(5)
◇連載=「読書人を全部読む!」45(山本貴光)(6)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 753(横尾忠則)(7)
◇連載=滅びゆく惑星で 18 (増田俊也)(7)

【今週の書評】

 〈3面〉
▽坂野徹著『動物学者の戦争』(伊東剛史)
▽佐藤弘夫著『山に棲む霊』(山吉頌平)
▽古賀敬太・長谷川一年編『岐路に立つ民主主義』(中道寿一)
 〈4面〉
▽ハンス・クルーク著『ニコ・ティンバーゲン』(狩野文浩)
▽ジェイソン・ブレナン著『リバタリアニズム入門』(松尾隆佑)
▽「北朝鮮帰国者」の記憶を記録する会編『証言・北朝鮮帰国者』(宮塚寿美子)
 〈5面〉
▽皆川博子著『ジンタルス』(下楠昌哉)
▽木魚庵文・本間至絵『金田一耕助の間取り』(山口直孝)
▽三宅香帆著『「夫婦」不在社会』(川口好美)
 〈6面〉
▽マリオ・プラーツ著『イタリアの光と闇Ⅱ』(石黒盛久)
▽大竹昭子著『写真があってよかった。森山大道伝』(清水裕貴)
▽大久保賢一著『「核兵器も戦争もない世界」は可能だ』(石田昭義)

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