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本書に出会ったのは、コロナ禍のときだった。外出もままならない中で、この本は筆者を京都へといざなってくれた。それもただの京都ではない。摩訶不思議で奇想天外、現実とファンタジーが入り混じった京都である。...
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2010年代以降、韓国文学の邦訳刊行の勢いはとどまることを知らない。本書は、本邦きっての韓国文学翻訳家である斎藤真理子氏による初の単著であり、日本の人々に差し出された韓国文学への手引き書である――と...
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- [週刊読書人]2023/09/15号
- 著者/編者: スティーヴン・キング
- 評者: 村山竣哉
もし何の前触れもなく、家族が、友人が、隣近所に住んでいる人や、面識がある知り合いの誰かが、「人ならざるもの」と化してしまったら……? 故郷のメイン州ジェルサーレムズ・ロット(ザ・ロット)に舞...
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こんなにも本に感情を揺さぶられ、涙を流したのは初めてだった。同時に、教室という狭く閉ざされた空間で、学生生活を送ることに息苦しさを感じていた、あの頃を思い出した。 本書は中学校の図書室を舞台...
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今まで学校で受けてきた歴史の授業には、どのような印象があるだろうか。暗記ばかりでつまらない? 一方的に話を聞いて、ノートを書いたり、プリントを穴埋めした印象しかない? 歴史が好きな人もいるだろうが、...
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