随筆・読物の記事

• ［週刊読書人］1993/12/03号
• 著者／編者： 岸惠子
• 評者： 川成洋

• ［週刊読書人］2025/06/06号
• 著者／編者： 山本芳美・原田麻衣
• 評者： 高鳥都

刺青絵師　毛利清二 山本　芳美・原田　麻衣著 高鳥　都 　東映の任俠映画やテレビ時代劇『遠山の金さん』など、男女問わずスターの体に刺青を描いてきた絵師・毛利清二に計四十五時間ものインタビューを行...

• ［週刊読書人］2025/06/06号
• 著者／編者： 石井達朗
• 評者： 青木深

高所綱渡り師たち 石井 達朗著 青木　深 　あるサーカス・アーティストがこう話しているのを聞いたことがある。自分たちは人間にはできないことをしているとよく言われるのだが、当のアーティストからすれ...

• ［週刊読書人］2025/06/13号
• 著者／編者： 山根弥生子
• 評者： 林田直樹

生まれ変わってもピアニスト 山根　弥生子著 林田　直樹 　歴史の生き証人としての話の面白さだけでなく、さまざまな人生の困難を乗り切りながら、音楽に取り組んでいくバイタリティに、読んでいて圧倒され...

• ［週刊読書人］2025/06/20号
• 著者／編者： 坂口奈央
• 評者： 山﨑真帆

生き続ける震災遺構 坂口　奈央著 山﨑　真帆 　災害の頻発化、大規模化の傾向が指摘される今日、過去の災害復興を多角的に捉え、しなやかな地域社会の構築へとつなげていく手がかりを探ろうとする営みが求...

• ［週刊読書人］2025/06/20号
• 著者／編者： 浅野久枝
• 評者： 舘野太朗

越境する歌舞伎 浅野 久枝著 舘野　太朗 　歌舞伎は、都市の大劇場を中心に発展した演劇であるが、小劇場や地方巡業を主な舞台として活動する劇団や俳優も存在してきた。「小芝居」と呼ばれる傍流の歌舞伎...

• ［週刊読書人］2025/06/20号
• 著者／編者： 柳田邦男
• 評者： 西本優樹

それでも人生にＹｅｓと言うために 柳田　邦男著 西本　優樹 　「一人の生身の人間としての、心からなるお声を発してくださいますよう切に切にお願い申し上げます」（１９３頁）。本書で紹介される、ＪＲ西...

• ［週刊読書人］2025/03/28号
• 著者／編者： 堂本かおる
• 評者： 矢倉喬士

絵本戦争 堂本 かおる著 矢倉　喬士 　アメリカにおける出版物への検閲は４世紀にわたる長い歴史を持っている。１９９１年から言論の自由のために活動する機関 Freedom Forum Instit...

• ［週刊読書人］2025/07/04号
• 著者／編者： 岩内章太郎
• 評者： 頭木弘樹

星になっても 岩内　章太郎著 頭木　弘樹 　死というのは不思議なものだ。人がたくさん殺されるミステリーやアクション映画などを大勢の人が喜んで楽しむ。しかし、真面目に死と向き合うとなると、今度は目...

• ［週刊読書人］2025/07/04号
• 著者／編者： イリナ・グレゴレ
• 評者： みやこうせい

みえないもの イリナ・グレゴレ著 みや　こうせい 　イリナはルーマニア人。弘前大で映像を使い人類学を講じて異色。エッセイは時に「図書」で読んで、発想、言の葉に魅せられた。出自からも自然と交歓、樹...