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誰かが言った。「百年後のことは疲れないでもないが、数年後を語るのはむつかしい時代だ」と。 なるほど、そのとおりだと私も思った。自然のリズムで時をはかっていた時代なら、近い将来の予言は、そう困難で... -
ほととぎす大竹藪を洩る月夜 こいつは色蕉の旬だったかな。わたしは、両側から竹かすすきのような葉が頭の上におおいかぶさって、昼なお暗い小路に立って、ちょっとそんなことを考えた。というのは、絶えず烈しい... -
最後十四年目を迎えた今年は、一昨年来、論環をにきわしてきた日本文化論があらたな応用を期待されている年でもある。そこで本紙ではかねてからこの問題に深い関心を示している桑原武夫(京大人文科学研究所教授・フ... -
実業家の著述というと大半は専門の著述業者に書かせたものが多く、その著述業者という奴が、老いぼれた文学青年上りときているから、まったく読めたものじゃない。僕はいろいろな実業家から本をもらったが、大抵は閉... -
われわれは、現にひとつの乱世に生きている。乱世とはなにか。出来合いの尺度や規範がすべて間尺に合わなくなりだした時代のことである。逆にいえば、出来合いの尺度や規範にすがりついて、間尺にあわない部分を無視... -
日本人の性格としても、また日本文明の性格としても、多様性という特徴があって、異った時代においてはもちろんのこと、同じ時代や同じ人間にも同方の極端な性格の現われることがあるのを特徴とするが、またある場合... -
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