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<大江健三郎と戦後文学を読む>対談=工藤庸子・王子賢太 フランス文学者の工藤庸子氏が、五二六頁におよぶ大作文芸批評『文学ノート*大江健三郎』(講談社)を上梓した。刊行を機に、大江健三郎文庫(東京大...
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井村君江インタビュー 妖精の存在に心を澄ますひととき 一九九二年に初版が刊行され五版を重ねた後、四半世紀の間、絶版となっていた『妖精事典』(キャサリン・ブリッグズ編著/平野敬一・井村君江・三宅忠明...
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里山と地域社会の環境史 岡田 航著 松村 正治 本書は、東京の郊外、多摩丘陵の一角に位置する八王子市堀之内地区の環境史であり、この小さな地域社会の歴史分析をもとに、これまでの里山論に欠けて...
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いつもおなじ雪といつもおなじおじさん ヘルタ・ミュラー著 斎藤 佑史 チャウシェスクと言えば、一九八九年十二月、東欧革命の最後に民主化暴動で倒されたルーマニアの独裁的大統領であるが、処刑後...
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有名人の死に心がゆらいだら 髙橋 あすみ・大井 瞳著 中森 弘樹 かつて一世を風靡した有名人の名前が、SNSやニュースサイトのトレンドワードに上がってくる。一抹の不安とともにニュースを見た...
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在日コリアン教会の戦後 荻 翔一著 川瀬 貴也 祖国を離れ異郷に移住した人々は、大抵集住して相互扶助を行う。そしてそのアイデンティティを確認する場として宗教施設が大きな役割を果たす、という...
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トルコ共和国のイスラーム教育と世俗主義 上野 愛実著 佐藤 香寿実 トルコ共和国は国民の大多数をムスリムが占めるイスラーム社会であるが、同時に「ライクリキ」という政教分離原則を国是とする世...
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向谷地さん、幻覚妄想ってどうやって聞いたらいいんですか? 向谷地 生良著/白石 正明=聞き手 末井 昭 向谷地生良さんは〈不思議な人〉だ。 大学在学中は、苦労をしたいからと親からの仕送...
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- [週刊読書人]2025/05/09号
- ジャンル:翻訳小説
- 著者/編者: ジョージ・チェスニー
- 評者: 林浩平
ドーキングの戦い ジョージ・チェスニー著 林 浩平 架空の戦記だという。本書で描かれた英国を舞台とする戦闘をこの日本に置き換えてみる。すると、海を越えて侵攻した敵軍が、千葉の海岸から上陸し...