記事
21–40 / 45,913 件
-
-
-
-
田舎の思考を知らずして、地方を語ることなかれ 花房 尚作著 矢沢 久純 本書は、過疎地域で暮らす人々の日常を通して日本の未来を考えることを目的とした書である。著者の花房氏は、三年前に過疎地... -
- [週刊読書人]2025/11/07号
- ジャンル:歴史
- 著者/編者: アダム・ホックシールド
- 評者: 前嶋和弘
暗黒のアメリカ アダム・ホックシールド著 前嶋 和弘 なんだか、デジャブのようだ。この本で論じられている1910年代と今のアメリカがいろいろなところで重なる。 著者のアダム・ホックシー... -
- [週刊読書人]2025/11/07号
- ジャンル:経済・産業・ビジネス
- 著者/編者: 神田眞人
- 評者: 小栗誠治
強い日本を残す 神田 眞人著/清水 功哉聞き手 小栗 誠治 近年為替の円安が急速に進行する中で、本書の著者の姿をテレビや新聞等で見かけた人も多いであろう。本書は、日本経済の体力が低下する中... -
-
評伝 中勘助 上・下 高瀬 正仁著 中島 国彦 大学一年生の時一九六五年一月、七十九歳の中勘助が多年の文学的業績によって「朝日賞」を受賞したことを知り、図書館で刊行中の角川書店版『中勘助全... -
- [週刊読書人]2025/11/07号
- ジャンル:文学研究・評論
- 著者/編者: カタリーナ・ヘルマン
- 評者: 斎藤佑史
それでも書いた女性たち カタリーナ・ヘルマン著 斎藤 佑史 ジェンダー平等という視点で書かれる本が最近もよく出版されているが、それだけ男女差別の問題は根が深く、解決困難な問題として今なお様... -
- [週刊読書人]2025/11/07号
- ジャンル:民俗学・人類学・考古学
- 著者/編者: 長﨑健吾
- 評者: 室井康成
柳田國男 計画する先祖たちの神話 長﨑 健吾著 室井 康成 近代日本を代表する知識人であり、日本民俗学の創始者でもある柳田國男の思想については、今日まで多くの識者が論じてきた。本書もその膨... -
「ナガサキ」を生きる 高瀬 毅著 伊高 浩昭 名高いジャーナリストにしてノンフィクション作家の著者は仕事の関係で身近な仲間だが、その半生をかなり深く知ることができたのは本書によってである。... -
- [週刊読書人]2025/11/07号
- ジャンル:科学・技術
- 著者/編者: カート・D・ファウシュ
- 評者: 島田祥輔
エッセンス・オブ・リバーズ カート・D・ファウシュ著 島田 祥輔 「川は思っている以上に『深い』のです」。本書の「はじめに」に書かれている一文だ。もちろん、水深が何メートルもあるという意味... -
- [週刊読書人]2025/11/07号
- ジャンル:著者、訳者から読者へ
- 著者/編者: 沼堂幼太郎
- 評者: 沼堂幼太郎
著者から読者へ 沼堂 幼太郎 私の名前は沼堂幼太郎といいます。この度『四ツ谷一族の家系図』という本を書きました。この本は怖い話ですが、とても面白いです。あらすじを説明します。私の友だちに四ツ... -
書評キャンパス 森下典子『日日是好日』 村田 佳乃子 本書は、著者が二十歳の頃から二十五年間にわたり茶道を学び続ける中で得た気づきや心の変化を、日常のエピソードを通して綴ったエッセイである... -
ニュー・エイジ登場 434 德宮 俊貴 「かんけりの政治学」(栗原彬『政治のフォークロア』新曜社、一九八八年所収)だったと思う。現代文の入試対策として高校の補習で読んだのだったか、内容はおぼ... -
American Picture Book Review 102 堂本かおる 雪の降る日、ある郊外の街に、日本人の母と子が越してきた。女の子は新しい自分の部屋でダンボールの箱を開け、ぬいぐるみ... -
百人一瞬 小林康夫 第86回 ミッシェル・セール お会いしたのはただの一度。それも当時、わたしが学会の渉外委員だったので、東大駒場キャンパスで行われた講演会のときにお世話をしたというだけ... -
日常の向こう側 ぼくの内側 714 横尾忠則 2025.10.27 〈龍宮城で浦島太郎になった疑似体験を黒澤(明)さんに語る〉夢を見るが、自分自身が浦島と一体化している感覚で龍宮城にいた時間は... -
読書人を全部読む! 山本貴光 1958年に別れを告げる前に、年末号を見ておこう。12月15日(第254号)と次の22日(第255号)は2号連続で1年の回顧に充てられている。254号では「一九... -
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 413 撮影現場全体を演出する映画作家 JD 映画というものは、集団的企みの結果なのです。たった一人の映画作家が自分の手で映画を作ることもできますが、その場合、映...
