政治・法律・社会の記事

• ［週刊読書人］1991/12/09号
• 著者／編者： グレース・ハルセル
• 評者： 山内昌之

• ［週刊読書人］2025/07/18号
• 著者／編者： 外山文子・小山田英治・岩坂将充編
• 評者： 兼原信克

猛威を振るうストロングマン 外山　文子・小山田　英治・岩坂　将充編著 兼原　信克 　冷戦が終わり、自由主義秩序が世界を覆うという希望が世界を包んだ。性急なワシントン・コンセンサスの下で「グッド・...

• ［週刊読書人］2025/07/18号
• 著者／編者： 土屋和代
• 評者： 前嶋和弘

福祉権運動のアメリカ 土屋　和代著 前嶋　和弘 　本書はアメリカにおける福祉権と人種やジェンダーをめぐる諸問題に迫っている。 　中心になるのが、貧しい黒人のシングルマザーたちである。シングルマ...

• ［週刊読書人］2025/02/28号
• 著者／編者： 野口雅弘
• 評者： 橋本直人

中立とは何か 野口　雅弘著 橋本　直人 　二〇二四年は政治をめぐる光景が一変した年だった。選挙のたびにネット上で感情的な極論やデマが吹き荒れ、その嵐が選挙を左右するに至るとは想像していない人も多...

• ［週刊読書人］2025/02/28号
• 著者／編者： 堀川祐里編
• 評者： 村田隆史

労働環境の不協和音を生きる 堀川　祐里編著 村田　隆史 　帯に書かれた文章（「生きるために働いているはずが、労働によって日々の生活やいのちが脅かされる実情がある」「耳を澄ませて不協和音を聴けば、...

• ［週刊読書人］2025/07/25号
• 著者／編者： ＲＡＦ
• 評者： 高橋順一

ドイツ赤軍Ⅰ　１９７０―１９７２ ＲＡＦ著 高橋　順一 　待望の本が出版された。初の本格的なドイツ赤軍（ＲＡＦ）に関する資料集の翻訳である。ドイツ赤軍といえば、西ドイツ経団連会長シュライアーの誘...

• ［週刊読書人］2025/08/01号
• 著者／編者： J・S・ミル
• 評者： 渡辺一樹

Ｊ・Ｓ・ミル著『大学教育について』 渡辺　一樹 　大学に入学してすぐ、卒業後に就くべき職業のことばかり考えていた。公務員か、メディア企業か。将来は広がっているようでいて、狭苦しい感じがした。本でも...

• ［週刊読書人］2025/08/08号
• 著者／編者： 増田剛
• 評者： 石本凌也

次期戦闘機の政治史 増田　剛著 石本　凌也 　「戦闘機をテーマに据えた本」と聞けば、どのような本を思い浮かべるだろうか。いわば「軍事オタク」向けの本だと決めつけてしまう人も少なくあるまい。正...

• ［週刊読書人］2025/02/21号
• 著者／編者： 沖本裕司
• 評者： 大野光明

「沖縄報告」 沖本　裕司著 大野　光明 　本書は二〇一四年から十年間にわたる沖縄での反基地運動の記録である。著者が「週刊かけはし」に二〇一五年から定期的に寄稿した記事やその他の運動団体の会報...

• ［週刊読書人］2025/02/21号
• 著者／編者： ロナルド・ドラブキン
• 評者： 川成洋

ラトランド、お前は誰だ？ ロナルド・ドラブキン著 川成　洋 　一九四一年一二月八日（日本時間）、日本海軍機動艦隊の奇襲作戦によるハワイの真珠湾攻撃。日米開戦の四ヵ月前、ユーゴスラヴィア人弁護...