文学研究・評論の記事
6,291–6,300 / 6,305 件
-
病と障害のアメリカンルネサンス 髙尾 直知・伊藤 詔子・辻 祥子・野崎 直之編著 伊藤 淑子 逆転の発想である。本書が示す新しい文学研究の展開に驚嘆させられる。健常性という幻想を一つひとつ...
-
河野 靖好著『谷川雁の黙示録風革命論』(月曜社)を読む 渡邊 英理 二〇〇〇年代頃から学術界では一九五〇年代が大きな注目を集め、戦後サークル文化運動の再評価が行われた。『サークル村』の中心人...
-
「名作」と友達になる 学校では教えてくれないシェイクスピア 北村 紗衣著 かげはら 史帆 本書は、シェイクスピア研究者の北村紗衣が、五日間にわたって高校生にシェイクスピアを教える講義録であ...
-
-
-
マーベル・コミックのすべて ダグラス・ウォーク著 馬場 聡 マーベル・シネマティック・ユニバースの成功が示すように、アメリカン・コミックは映画を通して世界的に市民権を得た感がある。しかし、...
-
評伝 中勘助 上・下 高瀬 正仁著 中島 国彦 大学一年生の時一九六五年一月、七十九歳の中勘助が多年の文学的業績によって「朝日賞」を受賞したことを知り、図書館で刊行中の角川書店版『中勘助全...
-
- [週刊読書人]2025/11/07号
- 著者/編者: カタリーナ・ヘルマン
- 評者: 斎藤佑史
それでも書いた女性たち カタリーナ・ヘルマン著 斎藤 佑史 ジェンダー平等という視点で書かれる本が最近もよく出版されているが、それだけ男女差別の問題は根が深く、解決困難な問題として今なお様...
-
- [週刊読書人]2025/11/14号
- 著者/編者: ベルトラン・メイエル=スタブレー
- 評者: 白石純太郎
フランソワーズ・サガン ベルトラン・メイエル=スタブレー著 白石 純太郎 比較的恵まれた高校生時代、私は定期試験が終わると一万円札を握り締め、ジュンク堂池袋店に赴き、文庫本を買い漁った。今...
-
- [週刊読書人]2025/11/21号
- 著者/編者: サイディヤ・ハートマン
- 評者: 矢澤美佐紀
奔放な生、うつくしい実験 サイディヤ・ハートマン著 矢澤 美佐紀 どれほどの外圧があり、たとえ打ち捨てられようとも、自分の魂の声に従ってこそ生きる価値があると信じること。生きのびるための消...
