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- [週刊読書人]2025/07/11号
- 評者: 伊藤洋司
映画時評 7月 伊藤洋司 パヤル・カパーリヤー『私たちが光と想うすべて』 アヌはイスラム教徒の恋人シアーズと会った後、青いレインコートを夜の雨に濡らして無言で帰宅する。アヌが壁に掛けられた楕円...
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著者から読者へ 傅 益瑶 傅益瑶作品集 一茶と芭蕉 私が日本に初めて来たのは一九七九年のことでした。幼い頃に父である傅抱石から聞いた、「中国画の真価は、日本を通すことで、さらに磨き抜かれるにち...
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書評キャンパス 乗代雄介『二十四五』 伊藤 大遥 仙台で行われる弟の結婚式の前日、姉であり本作『二十四五』の語り手でもある「私」こと阿佐美景子は、両家の食事会のさなか、自身が受賞した文学賞の選...
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- [週刊読書人]2025/03/07号
- 評者: 久保宏樹
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 382 ルビッチとオフュリュス JD フォードの映画の中にある動きとは何か。個人が集団に出会い、ひとつの集団をなし、またその集団が新たな集団をなし、それがさらに大きな...
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- [週刊読書人]2025/03/07号
- 評者: 小林康夫
百人一瞬 小林康夫 第53回 平山健雄(一九四九― ) 先月、満月の夜、横浜の平山さんのステンドグラス工房で「アクエリアスの会」が開かれた。 第49回で触れたように、わたしは二月生まれで水...
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- [週刊読書人]2025/07/18号
- 評者: 山本貴光
読書人を全部読む! 山本貴光 第二回 「週刊読書人」はいつからあるのか さて、「週刊読書人」を全部読むという、見ようによっては無謀なタイトルで連載を開始したわけだが、具体的な検討に入る前に...
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- [週刊読書人]2025/07/18号
- 評者: 小林康夫
百人一瞬 小林康夫 第71回 ジャック・デリダ わたしの知的な遍歴において――書かれたテクストではなく、生身の実存との交差という次元で――もっとも大きな衝撃が刻まれたのは、ジャック・デリダだっ...
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- [週刊読書人]2025/07/18号
- 評者: 横尾忠則
日常の向こう側 ぼくの内側 横尾忠則No.699 2025.7.7 今夜は織姫星と牽牛星が年に一度会う日だといっても、なんのこっちゃと言われそう。 GUCCI関係の芹澤さんと南雄介さんを誘って...