連載の記事
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- [週刊読書人]2025/08/08号
- 評者: 小林康夫
百人一瞬 小林 康夫 第74回 辻けい 数年ぶりだったか、先月、新宿のギャラリー柿傳で、辻けいさんにお会いした。けいさん自身ではなく、十数年前にお亡くなりになったご両親、陶芸家の辻清明さんのガ...
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- [週刊読書人]2025/08/08号
- 評者: 堂本かおる
American Picture Book Review 99 堂本かおる 子供がアイロニーや反語表現を理解し始めるのは7〜8歳頃とされている。多くの子供はその年齢を過ぎてもなお文を言葉通りに解釈...
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書評キャンパス 朝井リョウ『正欲』 森本 帆風 「誰もが「明日、死にたくない」と感じている」 最初の話は、この独白に始まる。自分の内面が理解されず心の支えになる人間関係もない男の話だ――と...
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- [週刊読書人]2025/02/21号
- 評者: 久保宏樹
アメリカ映画が発展させたもの ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 380 JD 現在は、本来〈作家〉とは言えないような人々でさえ、自分のことを作家だと考えています。また、芸術としての映画ではなく、技術的...
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- [週刊読書人]2025/02/21号
- 評者: 横尾忠則
日常の向こう側 ぼくの内側 横尾忠則 No.679 2025.2.10 〈田島照久くんが尾崎豊を撮った写真が掲載されている雑誌を見ながら、彼の家に行こうと思って成城の駅に行くが、どこの駅だった...
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- [週刊読書人]2025/02/21号
- 評者: 小林康夫
百人一瞬 小林 康夫 第51回 ジャン=フランソワ・リオタール 白地に写真が一枚、大臣執務室のデスクに座っているアンドレ・マルローの写真。その下に「伝記」の一語。上には「Signé Mal...
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- [週刊読書人]2025/08/22号
- 評者: 横尾忠則
日常の向こう側 ぼくの内側 No.703 横尾忠則 2025.8.4 糸井重里さん、菅野さん、トンカツ弁当持参で来訪。糸井さんとは干支が同じネズミ。いつもお互いに話を齧り廻すくせがある。 乱歩...
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- [週刊読書人]2025/08/22号
- 評者: 小林康夫
百人一瞬 小林康夫 第75回 内藤 廣(一九五〇― ) 「赤鬼と青鬼の場外乱闘」というので、どんな修羅場か、見に行かなければと行ってみたら、やはり内藤さんの原点とも言うべき「海の博物館」...
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- [週刊読書人]2025/08/22号
- 評者: 山本貴光
読書人を全部読む! 山本貴光 第4回 言いたいことを言ってこそ 前回は、創刊号全体を大きく眺めてみた。もう少し詳しく見てみよう。 やはり目を惹かれるのは、1面を飾る佐藤春夫(作家/1892...
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書評キャンパス 森鴎外『渋江抽斎』 山形 悠 『渋江抽斎』は名作だ。しかし、一般的には評価が分かれている作品である。 漢語が頻用される文語体は現代の私たちにとって、すぐに意味を理解するこ...