記事 2025-07-04
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追悼=桶谷秀昭 川村 湊 桶谷秀昭氏の『伊藤整』(新潮社)を再読しているうちに、桶谷氏が左川ちかにほとんど触れていないことに気がついた。左川ちかの実兄の川崎昇は出てくるし、小樽時代の伊藤整の恋人...
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ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 397 ルイス・ブニュエルが撮影した人々 JD ヌーヴェルヴァーグには、東西を問わず、若い映画監督たちが若い人々のありのままの生活を撮り、それまでの伝統的映画を破壊す...
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読書人を全部読む!第1回 山本 貴光 「読書人を全部読む」とはどういうことか これからしばらくこの場をお借りして、「週刊読書人」を全部読んでみたい。と、言葉にしてみると、「またまた、ご冗談...
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日常の向こう側 ぼくの内側 697 横尾忠則 2025.6.23 毎朝、起床と同時に首の痛みを確認する習慣がついてしまった。今朝はほんの少し軽いかなとは気のせいだ。 世田谷美術館の個展が終了。...
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百人一瞬 小林康夫 第69回 張旭東(チャン・シュートン)(一九六五― ) 肩を抱き合って再会を喜んだ。たぶん七年ぶりだったか、東大・駒場、わたしにとっては懐かしい、かつての「わが砦」...
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American Picture Book Review 98 堂本かおる アリストテレスの『ニコマコス倫理学』のみならず、哲学書を一切読んだことのない私は、子ども(しかも就学前の幼児)と同じ目線...
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沖縄 軍事性暴力を生み出すものは何か 髙良 沙哉著 中道 寿一 今年は沖縄の「日本復帰53年」にあたる。「復帰」当日の本紙『週刊読書人』(1972年5月15日)に、「帰ってくる沖縄、帰ってこな...
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フィクションとしての家族 吉田 耕太郎・西尾 宇広・福岡 麻子・藤原 美沙編著 泉谷 瞬 十八世紀から現代まで、近代という時代が作り上げた「家族」の姿をドイツ語圏文学から拾い上げる本書には、文...
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- [週刊読書人]2025/07/04号
- ジャンル:翻訳小説
- 著者/編者: スティーヴン・キング
- 評者: 古山裕樹
フェアリー・テイル 上・下 スティーヴン・キング著 スティーヴン・キングという名前から、ホラーを想起する方も多いだろう。キングはそのキャリアの初期から、恐怖という表現を通して、人間の様々な面を描... -
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