記事 2025-11-28
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<「吉本隆明」の思想を次世代へ継承する> 対談=橋爪 大三郎 × 大澤 真幸 『吉本隆明全集』(晶文社)本巻完結を機に 二〇一六年より晶文社から刊行されてきた『吉本隆明全集』が、二〇二五年... -
山本武利著作集 第七巻 米国の対日工作 山本 武利著 阪本 博志 本書は、全十巻からなる『山本武利著作集』の第一回配本として、本年七月二十九日に発行された。帯には「昭和百年・戦後八十年記念... -
書評キャンパス はやみねかおる『モナミは世界を終わらせる?』 田澤 杏香 「教室に不審者が現れて、自分がヒーローになる」「転校生が実はスパイだった」「ある日突然、世界を救う使命を与えられる... -
哲学史にしおりをはさむ 熊野 純彦著 谷川 嘉浩 熊野純彦といえば、哲学書の優れた訳者であるというイメージが強い。レヴィナス『全体性と無限』、ハイデガー『存在と時間』、カント三批判書、ヘー... -
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- [週刊読書人]2025/11/28号
- ジャンル:翻訳小説
- 著者/編者: エリック・シャクール
- 評者: 真木由紹
あなたについて知っていること エリック・シャクール著 真木 由紹 一九六一年、ナセル政権下のエジプトのカイロに裕福な家庭の少年がいる。これが思春期を経て、二十代半ばには父の職業を継ぐ形です... -
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野暮は承知の落語家論 工藤 保則著 鈴木 亘 立川志の輔を取り上げた紀要論文を志の輔本人が読み、お礼の電話をもらったことが本書刊行のきっかけになった、ということが「あとがき」に書かれていて... -
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英国ブックセラーの歴史 マイケル・ロブ著 上原 早苗 本書の原題は、ShelfLifeである。シェルフ・ライフとは通常、食品の「賞味期限」を指すが、ロブにとっては生き残るための「持ちこたえ... -
百人一瞬 小林康夫 第89回 高橋睦郎(一九三七― ) 出版社から一冊の新刊が届く。厳密には新刊ではなく、増補改訂かつ改題版。高橋睦郎さんの『三島由紀夫との六十年』(平凡社ライブラ... -
日常の向こう側 ぼくの内側 717 2025.11.17 〈新宿のデパート内で知人と食事を、と店を探している時、桃井かおりに会う。「今から松本へタクシーを飛ばして食べに行かない?」と言うので、彼... -
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 416 一九六〇年代以降のロッセリーニ JD ヌーヴェルヴァーグと同時代には、ロッセリーニもいました。しかし、彼は映画に見切りをつけて、テレビを〈発明〉しようとし... -
<Y字路から輪廻まで> 横尾忠則さんに聞く 本紙で日記を連載いただいている横尾忠則さん。『僕とY字路Photograph』『僕のY字路Painting』(トゥーヴァージンズ)や『横尾忠則全集...
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