記事 2026-04-10
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『共同幻想論』に挑む 鹿島 茂著 四方田 犬彦 わたしの記憶によれば、吉本隆明の『共同幻想論』を最初にとりあげ評価したのは、三島由紀夫であった。彼は一九六八年、雑誌連載中の『小説とは何... -
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代島治彦の奇妙な謝罪 酒井 杏郎編著 古賀 暹 本書が出版されるに至ったきっかけは、代島監督への酒井氏からの抗議に始まる。映画『きみが死んだあとで』と同タイトルで出版された書籍の「あと... -
著者から読者へ 辞書で身につく本当の英語力 石原健志 『辞書で身につく本当の英語力』は、辞書を「単なる意味調べの道具」ではなく、英語学習を支える相棒として捉え直すために書いた本です。ま... -
書評キャンパス 森岡毅『苦しかったときの話をしようか』 阪田 勇治 私がこの本に出合ったのは大学2年生の春だった。当時の私は将来に対して漠然とした不安があった。だが、この本を読み進めて... -
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明治・大正・昭和の細菌学者たち 竹田 美文著 塩野 麻子 二〇二四年に日本銀行券が改刷され、新千円札の肖像には北里柴三郎(一八五三〜一九三一)が採用された。改刷に際して、当時の財務大臣... -
フェミニスト政治経済学 大橋 史恵・堀 芳枝編著 李 亜姣 十年前まで、欧米の排外主義やポピュリズムは、日本から見れば対岸の火事にすぎないと思われていた。しかし気がつけば、日本社会もま... -
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生きるための意識とクオリア 佐藤 義之著 植村 玄輝 日本語を共通言語とする哲学の世界に、ラディカルな問題提起の一冊があらたに登場した。本書の狙いはそのタイトルがよく示している。著者は... -
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映画時評 4月 伊藤洋司 少年にとって、その男は知や徳を体現する人物だった。本棚にはプラトン全集など哲学書が並んでいた。男が肉料理を食べないことに気づいて少年が質問すると、男は牧場で働い... -
文芸 4月 松田樹 新年度、このニュースから始めよう。「発見 大江健三郎未発表小説」(『群像』)。大江の学生時代の下宿先から二つの原稿が見つかった。一作には現存するデビュー作に先立つ日付... -
論潮 4月 高原太一 目まぐるしく世界が動いている。そんな中でもこのひと月の間、脳裏から消えなかったのが、イラン最高指導者であるハメネイ氏らを一瞬で殺害したミサイル攻撃の暴力性とバンカー... -
小出裕章ロングインタビュー(聞き手=佐藤嘉幸) <原発と日本の社会運動> 科学者としてどのように反原発活動に関わってきたか 東日本大震災による津波に端を発する福島第一原子力発電所事故から、... -
日常の向こう側 ぼくの内側 733 横尾忠則 2026.3.30 4ヶ月続いたアトリエの改修工事がやっと終った。内外共に赤、黄、青、白と随分ハデに。磯崎新さんが見たら何て言うかな。ネオ・ポ... -
読書人を全部読む! 山本貴光 第26回 「図書新聞」の終刊 書評専門紙「図書新聞」が、第3730号(2026年4月4日)をもって77年の歴史に終わりを迎えた。本連載は「週刊読書人」を創...
