記事 2025-10-31
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鈴木忠志が語る/鈴木忠志を語る 成田 龍一・本橋 哲也編 吉見 俊哉 昔に比べればはるかに楽になったが、今日でも鈴木忠志の劇団SCOTが本拠を置く南砺市利賀を訪れるのは簡単ではない。富山駅... -
- [週刊読書人]2025/10/31号
- ジャンル:連載
- 著者/編者: ブルーノ・ラトゥール
- 評者: 御法川海
書評キャンパス ブルーノ・ラトゥール『私たちはどこにいるのか』 御法川 海 本書は、パンデミック下のロックダウンという出来事を契機に、人類が惑星地球とどのように関わり直すべきかを問う哲学的... -
- [週刊読書人]2025/10/31号
- ジャンル:哲学・思想・宗教
- 著者/編者: キルステン・マイヤー
- 評者: 戸谷洋志
未来への負債 キルステン・マイヤー著 戸谷 洋志 本書は、主として英米圏の政治哲学における世代間正義の文脈に定位しながら、未来世代への責任のあり方を論じた著作である。世代間正義は主として1... -
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- [週刊読書人]2025/10/31号
- ジャンル:哲学・思想・宗教
- 著者/編者: トリスタン・ガルシア
- 評者: 松葉 類
〈私たち〉とは何か トリスタン・ガルシア著 松葉 類 本書は、多様な政治運動を総覧的に参照しながら、「一人称複数」すなわち〈私たち〉を単位とする、かつてない政治的な視座を提示しようとする。... -
ヒトはなぜ恋に落ちるのか ロビン・ダンバー著 小野 由莉花 恋に落ちる、とは、誰もが自然に経験できるようでいて、その実態は非常に面倒である。いいな、と思った相手に選ばれるために、戦略を立て... -
アメリカのプロレスラーはなぜ講道館柔道に戦いを挑んだのか 藪 耕太郎著 佐藤 雄哉 私は歴史の授業があまり好きではなかった。年号と出来事の暗記ばかりで、授業で語られる歴史を「人間の営み」で... -
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磨く松園 視る松篁 誘う淳之 柏木 加代子著 藤林 道夫 上村松園といえば、東の鏑木清方と並ぶ西の近代美人画の大家である。宮尾登美子の小説『序の舞』のヒロインのモデルでもある。結婚すること... -
痛いところから見えるもの 頭木 弘樹著 北條 一浩 壮絶な、という形容詞が虚しく陳腐に響かざるを得ないくらい、本書には著者が長年付き合ってきた病と痛みについての記述が多く現れる。うう……と... -
- [週刊読書人]2025/10/31号
- ジャンル:哲学・思想・宗教
- 著者/編者: デイヴィッド・エドモンズ
- 評者: 小林雅博
シュリック教授殺害事件 デイヴィッド・エドモンズ著 小林 雅博 本書は、思想史のなかでも最も興味深い変遷をたどった学派のひとつであるウィーン学団の栄枯盛衰、その哲学的ドラマを、シュリック、... -
マーベル・コミックのすべて ダグラス・ウォーク著 馬場 聡 マーベル・シネマティック・ユニバースの成功が示すように、アメリカン・コミックは映画を通して世界的に市民権を得た感がある。しかし、... -
百人一瞬 小林康夫 第85回 横尾忠則(一九三六― ) 一度もお会いしたことはないのだが、去年から(ご覧の通り)本紙本面においては「隣人」である。しかも、わたしは一度は、横尾さんの展... -
日常の向こう側 ぼくの内側No. 713 横尾忠則 2025.10.20 〈外でアジアの人達と会ってホテルに戻ると徳永と相島が部屋で待機していて、瀬戸内さんの台本でぼくが演歌歌手で出演すること... -
読書人を全部読む! 山本貴光 第12回 政治の季節 「週刊読書人」を1958年の創刊号から読み始めて、目下は年末号まで読み進めている。創刊号が5月5日で、発行年の日付としては12月22日が... -
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 412 オーケストラの指揮者として JD 映画を作る側の人間として、映画監督が、映画作りに関わる全体を、ある程度理解しようと考えるのは必要なことです。けれども、そ... -
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