記事 2026-02-06
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フウコ、森に立て籠る 崎山 多美著 山﨑 修平 身体全体にことばが染み渡ってゆくような小説だ。 優れた小説とは、その筋道が読者を大いに共感させるからにあるのではなく、アクチュアルな論点... -
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関口 涼子著『匂いに呼ばれて』を読む 松井 茂 わりと長いこと──二〇世紀末頃からだから──三十年近く、見えない世界情勢に関与する秘密結社のようなコミュニティの存在を信じている。「世界情勢」... -
書評キャンパス かみゆ歴史編集部編著『対立の世界史図鑑』 倉井 涼 世界史好きな自分が題名でふと手に取ってみようと思ったのがこの本だった。人類が辿ってきた、対立の世界史、動乱の歴史とは一体... -
この国の農業のかたち 神門 善久著 山下 東子 冒頭から著者は、農林漁業には「徳川システム」が向いていると唱える。「ええっ、江戸幕府?」と不意打ちを食らうのだが、要は農林漁業の資源管理には... -
北方領土を知るための63章 名越 健郎・大野 正美・常盤 伸・小泉 悠編著 田畑 伸一郎 本書は、「〇〇を知るための〇章」というタイトルの明石書店エリア・スタディーズの217番目の本として... -
現代ロシアの歴史認識論争 西山 美久著 立石 洋子 本書は第二次世界大戦と独ソ戦の評価をめぐるロシアと欧州諸国との対立に着目し、プーチン政権の歴史政策を対外政策と内政から分析している。国連... -
落とされなかった原爆 鈴木 裕貴著 小倉 徳彦 ポツダム宣言を受諾し日本が降伏してから八十年を迎えた二〇二五年、各所で「あの戦争」を振り返る取り組みが行われた。一方で、戦争の時代を生き、そ... -
日本ポップス史 1966―2023 スージー鈴木著 中田 勝猛 約六十年の日本ポップス史を書く──これが無謀な試みであることは言うまでもない。無論、著者もそのことは自覚しており、これは自分... -
「つながり」がよむ 近代和歌・短歌の社会史 松澤 俊二著 小松 靖彦 私たちは短歌を最も身近な文学だと思っている。ところが、ヨーロッパからの留学生は、短歌は「詩」とは思えないと言う。彼らは... -
文芸 2月 松田樹 『アンデル』『GOAT』など、低価格帯の文芸誌が創刊され、売行き好調であるそうだ。従来の文芸誌とは異なり、安価な価格帯で気軽に手に取れるという方針。それが様々な書き手に触... -
論潮 2月 高原太一 体調を崩し気味ですが、連載〆切を破るわけにはいきません! 定期刊行されているものの凄さに、気づかされる次第です。 さて、今月から、地平社の『地平』も読書リストに加え... -
American picture book review 105 堂本かおる 週末の朝。両親は兄のサッカーの試合を見に、幼い弟を抱っこしてバタバタと忙しなく出掛けていった。キッチンに残されたの... -
百人一瞬 小林康夫 第96回 古井由吉(一九三七―二〇二〇) 今回は郵便配達夫に徹してみよう。つまりある人の言葉を届けること。年月を超えて、世紀を超えて、今の時代に。 たとえば次のよう... -
日常の向こう側 ぼくの内側 725 横尾忠則 2026.1.19 玉川病院に緊急入院していた妻が退院することになった。退院に際して看護師よりの注意項目、心臓を守る薬4錠は必ず飲むこと。心不全手... -
読書人を全部読む! 山本貴光 第19回 書評紙の老舗TLS 「週刊読書人」のバックナンバーをアーカイヴで読める仕組みがあるなら、創刊号から全部読んでみようと思います。という意味のことをうっ... -
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 423 トーキー時代のルノワール JD トーキーへの移行に大きな役割を果たした映画作家として、ヒッチコック、ホークスの他に、ジョージ・キューカー、レオ・マッケリー...
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