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サルトルは「デカルトの自由」という評論にこんな言葉を残している。「自由はすべての人においてひとしく無限なのであるから、あるひとりの人間が他のひとびとよりもより多く人間である、ということはありえない。... -
トランプ政権二期目が、またしてもアメリカ・ファーストの政策実現のため大統領令を乱発することで始まった。気候変動対策である「パリ協定」からの再離脱、露骨な反DEI政策、「不法移民」対策として南部メキシ... -
- [週刊読書人]2025/05/02号
- ジャンル:歴史
- 著者/編者: マルタン・ノゲラ・ラモス、平岡隆二
- 評者: 中園成生
十六~十七世紀、ヨーロッパ伝来のカトリックが日本人に受容され成立したキリシタン信仰のうち、信者レベルの内容を、江戸時代の禁教期以降、仏教・神道などを並存する構造の中で継承した信者と、彼らが継承した信... -
- [週刊読書人]2025/05/02号
- ジャンル:文学評論・研究
- 著者/編者: ロバート・ハンプソン
- 評者: 山﨑修平
本書は、「船乗り」、「海洋小説の書き手」という括られ方をされてきた、ジョウゼフ・コンラッドの像を覆す画期的評伝である。 文学的評価というものは、常に時代の変化とともに揺らいでゆくものである。執筆... -
短歌の達人である著者の、歌人以外の達人一五人との、短歌を巡る対話集。古今東西の様々な事象と照らし合わせ、短歌の歴史と今をあぶり出している。その過程での著者の通奏低音のような危惧は、今の人が作る短歌の... -
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先ごろ、私は幼年時代を描いた自伝を刊行したのだが、本書を手にして、子供のころの食卓に、必ずといっていいほど白菜の漬け物が出ていて、醤油をつけて、柔らかい部分を好んで食べていたことをすっかり忘れていた... -
AIについての本は多い(そして、その多くはビジネス関係本である)。だが、AIについて、それは何かと問うことと、それは私たちにとっていかなる意味を持つのかと問うことは、根本的に異なる。本書は後者につい... -
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本書は霊性(スピリチュアリティ)論の研究者であり、実践者である鎌田東二氏が、自らの末期がんという状況を引き受けながら綴り続けた、事実上の遺作ということになる。第一巻は「霊性の思想」、第二巻は「霊性の... -
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成田 今年二〇二五年は「戦後八〇年」「昭和一〇〇年」ということが言われています。その認識の当否をふくめ、吉見さんと対談の機会を得て大変嬉しく思っています。 まず戦後八〇年ですが、アメリカで日本歴... -
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文芸批評家・立教大学教授の福嶋亮大さんが『世界文学のアーキテクチャ』(PLANETS)を上梓した。500頁を超える本書で福嶋さんは、小説の根拠を理論的かつ複数の視点から探索し、批評による《世界文学》... -
文芸批評家・立教大学教授の福嶋亮大さんが『世界文学のアーキテクチャ』(PLANETS)を上梓した。500頁を超える本書で福嶋さんは、小説の根拠を理論的かつ複数の視点から探索し、批評による《世界文学》... -
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- [週刊読書人]2025/04/18号
- ジャンル:歴史
- 著者/編者: ヨッヘン・ヘルベック
- 評者: 藤原克美
スターリングラード攻防戦は、第二次世界大戦のなかでも最も激しい戦いの一つであり、独ソ戦の趨勢の転換点となった戦いとしても広く知られている。指導者スターリンの名を冠するこの街は、ソ連にとって死守しなけ...
