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著者から読者へ 長編詩 追憶の田中清玄 天童大人 飯倉・キャンテイの二階の通路を横切る男を見て、突然、岡田真澄が「タナカさん!」。聲を掛けられた中年の男は、巷でも滅多にお目にかかれない... -
書評キャンパス 水野敬也『夢をかなえるゾウ』 小林 翔 成功した人には何らかの「秘訣」がある。しかし、それは自分にとってはどれも実現することが難しいものばかり。そう、思っていた。 ... -
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滅びゆく惑星で 第9回 増田俊也 妙に頭に残っている言葉というのは誰にでもあるだろう。大した会話ではなかったのに、なぜかその一語だけが、何十年も経ってから不意に浮かんでくる。私の場合は、... -
論潮 7月 高原太一 モヤっとした日が続く。不意に目に入った文章との出合いでしか得られない幸せを与えてくれた今月の一つ目が、『世界』に寄稿された伊藤亜和さんの「夜明けに目を閉じる」である... -
American picture book review 110 堂本かおる 原題にある「Kindness」は「親切」と訳されることが多いが、「優しさ」「思いやり」の意味もある。本作『優し... -
日常の向こう側 ぼくの内側 744 横尾忠則 2026.6.22 〈朝日の新書評委員にナントカという女優が決まるが海外在住のため、編集部と手続きをしている〉という夢を見る。〈知り合いの編... -
読書人を全部読む! 山本貴光 第36回 化学専攻の文芸評論家 奥野健男と聞いてなにを思い浮かべるかは、もちろん人によるだろうけれど、文学や批評の方面に関心がある人にとっては『太宰治論』... -
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 443 ケン・ローチの映画について… JD ホークスとコッポラの映画に共通しているのは、まず第一に「映画の演出」に基づいた映画になっているということです。歴史... -
文芸 7月 松田樹 ある日のキャンパス。教室のドアを開けると静まり返っている。全員がスマホを見下ろしているからだ。が、授業が始まりグループ活動に入ると議論は徐々に熱を帯び、教員の介入なし... -
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書評キャンパス 土門蘭『死ぬまで生きる日記』 渡辺 一花 人は誰しも生きていれば、一度は「死にたい」と思ったことがあるのではないだろうか。「死にたい」とまでは思わずとも、日常から「逃げたい... -
- [週刊読書人]2026/06/26号
- ジャンル:哲学・思想・宗教
- 著者/編者: ピーター・ホルワード
- 評者: 工藤顕太
分析手帖 全二巻 ピーター・ホルワード/ノックス・ピーデン編 工藤 顕太 きわめて読み応えのある書物だ。大部の二巻からなる本書は、1960年代にパリの知的空間の中心地であるエコール・ノルマ... -
近代日本メディア議員 人名辞典・付総索引 河崎 吉紀著 武田 徹 近代日本の最初期の新聞のひとつ、『郵便報知新聞』を国立国会図書館で見せてもらったことがある。紙面に載っていた犬養毅執筆の西... -
解き放たれた無 啓蒙と絶滅 レイ・ブラシエ著 飯盛 元章 ビッグリップと呼ばれる宇宙終焉シナリオがある。それにしたがえば、はるか未来において、宇宙の加速膨張によって銀河系や惑星系は崩壊し、... -
間文化性から音楽を考える 安川 智子・藤田 茂編著/エヴェレット宇野 弥生・長木 誠司コンサルティング・エディター 原 塁 二〇二三年に東京藝術大学で開催された国際シンポジウム『相互文化主... -
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- [週刊読書人]2026/06/26号
- ジャンル:政治・法律・社会
- 著者/編者: 法政大学大原社会問題研究所
- 評者: 村上慎司
世界のベーシックインカム運動 法政大学大原社会問題研究所/岡野内 正編著 村上 慎司 これまでにベーシック・インカム(以下、BI)について論じられた書籍は国内外を問わずに数多くあるが、本書... -
大人は気づいてくれない 池谷 孝司著 水島 宏明 「子どもの貧困」のリアルは残酷だ。足の踏み場もないほど物が散乱して家族が靴を履く狭い室内に一日一食で生きる男子中学生。新しい靴を買えず小さ... -
