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読書人を全部読む! 山本貴光 第6回 人びとの読書生活 創刊号の「サラリーマンの読書生活 アパート都市・光ヶ丘にみる」を見ているところだった。ここに登場する5人のインタヴュイーは、いずれも光ヶ... -
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 406 台湾のヌーヴェル・ヴァーグ作家たち JD 私は、台湾のヌーヴェルヴァーグの作品が、近年アジアで作られた最も重要な映画だと考えており、とても気に入っています... -
「「奪われた」という感覚」への違和感 ――丸川哲史氏の中国観への疑問(大杉重男) 私は、『週刊読書人』七月一八日号に私が書いた鎌田哲哉への反論文(「「永遠の鬼軍曹」に「思想」はあるのか」)に... -
追悼=福田 善之 完成を拒み、〈草莽〉をめざし… 菅 孝行 福田善之氏が八月二十一日に亡くなった。九十三歳だったが、執筆の意欲と力量は最晩年まで衰えず、常に失敗を恐れず自己模倣を拒んで新作... -
生活保障システムの転換 大沢 真理著 村田 隆史 大沢真理氏と言えば学部時代から書籍や論文を読み、「最新の研究を学ばせていただく」対象であった。大沢氏や神野直彦氏、金子勝氏、宮本太郎氏の書籍や... -
書評キャンパス 中井由梨子『20歳のソウル』 長重 未来 2022年10月、筆者は1冊の本に出会った。持病による入院をきっかけに、今まで苦手だった読書をしてみようと思い、書店に行くとある本が目... -
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精神分析的ジェンダー論入門 北村 婦美著 鈴木 菜実子 ジェンダーへの関心が高まるたびに幾度となく、精神分析のジェンダー論は批判の対象とされてきた。論客たちは、精神分析によるジェンダー理解を、... -
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- [週刊読書人]2025/09/12号
- ジャンル:読書・出版・マスコミ
- 著者/編者: 下平尾直
- 評者: 栗原 康
版元番外地 下平尾 直著 栗原 康 カネなし、部下なし、事務所なし。本書は、創業一一年をむかえる一人出版社、〈共和国〉の下平尾直さん、初の単著である。自伝的エッセイといってもいいだろうか。どう... -
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フランスで考えた中上健次のこと 野浪 行彦著 関 大聡 面白い一冊である。中上健次は一九四六年に生を享け、七六年『岬』で戦後生まれとして初の芥川賞を受賞、九二年に腎臓がんで没するまで時代の先端... -
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古代ギリシア人の歴史 桜井 万里子著 栗原 麻子 本書は、ミケーネ時代から古典期の終わりまでを対象とする通史である。ヘロドトス、トゥキュディデス、クセノフォン以来の政治史・国際関係史の枠組のも... -
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著者インタビュー! 松本拓也 精神病理学者の松本卓也さんが『斜め論 空間の病理学』(筑摩書房)を上梓した。本書では、現代の臨床や社会が、高さや深さを目指す「垂直」から、他者との日常的な繫がり... -
小谷野 敦著『文化大革命を起こしてはならない 小谷野敦時評集2012-2025』を読む 長濱 一眞 ムーミンのトリビアを「女子に話すとわりあい受け」る云々と本書にあるからでないが、かねて小谷野敦... -
著者から読者へ 英米文学アラカルト 岡本 正明 このたび、『英米文学アラカルト お気に召すまま』を出版させていただきました。本書は、英米の作家(文筆家)、あるいは、英米の視点からとらえたニッポ...
