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ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 407 サミュエル・フラーとニコラス・レイ JD 侯孝賢は、小津の形式面に影響を受けたのではなく、小津映画の生の見方に強い影響を受けたはずです。それはヴェンダースが見... -
読書人を全部読む! 山本貴光 第7回 そんな手があったのか! 創刊号を読みながら、声を出して笑ってしまった記事がある。そんなことでいちいち立ち止まっているのもなんだけれど触れておきたい。 ... -
日常の向こう側 ぼくの内側No.708 横尾忠則 2025.9.15 〈雨あがりの早朝、表の庭で野良の黒兵衛(妻は大黒と呼ぶ)がエサをあさっているのをおでんとふたりで眺めている〉という夢だが、夢な... -
百人一瞬 小林康夫 第80回 一柳 慧(一九三三―二〇二二) 前回、作曲家の近藤譲さんについて書かせてもらった。そうしたら、わたしのなかでもうひとりの作曲家も取り上げなければ、という思いが湧き... -
川崎 在日コリアンの歴史 山田 貴夫・服部 あさこ・橋本 みゆき・中山 拓憲・加藤 恵美編著 山口 祐香 この夏、「日本人ファースト」という言葉が社会を席巻した。少子高齢化が進む現在、日本... -
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書評キャンパス 伊藤計劃『ハーモニー』 和田 七望 伊藤計劃の『ハーモニー』の読後感をあえて記号的に表すなら、それは「痛み」という言葉に還元できる。読む者の心を引っ搔くような一節一節の連な... -
- [週刊読書人]2025/09/19号
- ジャンル:民俗学・人類学・考古学
- 著者/編者: 久保明教
- 評者: 石田慎一郎
内在的多様性批判 久保 明教著 石田 慎一郎 「みんなちがって、みんないい」とは、いかなることでありうるのかという問いから本書は始まる。それが含意する人間の多様性に対する寛容な姿勢を、人類... -
- [週刊読書人]2025/09/19号
- ジャンル:歴史
- 著者/編者: マイケル・ウォーターズ
- 評者: 松浪 稔
アザー・オリンピアンズ マイケル・ウォーターズ著 松浪 稔 「あなた本当に女ですか?」という、人権侵害といえる問いが発せられる場面がある。スポーツだ。2024年パリオリンピック、女子ボクシ... -
生物学を進化させた男 エドワード・O・ウィルソン リチャード・ローズ著 林 真理 エドワード・オズボーン・ウィルソン(1929―2021)は、著名な米国の生物学者である。本書は、長大な『原... -
- [週刊読書人]2025/09/19号
- ジャンル:政治・法律・社会
- 著者/編者: 熊本博之・田辺俊介編
- 評者: 山田健太
復帰50年の沖縄世論 熊本 博之・田辺 俊介編著 山田 健太 ナショナル・アイデンティティと基地を基軸に、沖縄県民の「民意」を独自の世論調査から解き明かしたのが本書だ。民意の測り方としては... -
奄美シマウタと郷土教育 杉浦 ちなみ著 荒木 真歩 一般的にシマウタ(島唄)と聞いてイメージされるのは、沖縄だろうか。しかしシマウタは沖縄だけではない。奄美群島にも独自のシマウタがある。奄... -
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芥川龍之介あれこれ事典 石割 透著 山本 莉会 文壇の花形として華々しくデビューを飾り、スター街道をひた走った作家。知性と洗練を兼ね備えた圧倒的な存在感を示しながら、繊細さゆえ若いままにこ... -
菊池寛アンド・カンパニー 鹿島 茂著 掛野 剛史 待望の一冊である。菊池寛の生涯について知りたい時に、最初に参照することができる書籍が出たことをまずは喜びたい。菊池寛の伝記としては、菊池寛... -
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フーコー『言葉と物』を読む フィリップ・サボ著 飯野 和夫 ミシェル・フーコーの諸著作は、文学・人文社会科学系の著述家を集めたフランスの権威あるプレイヤード叢書に二〇一五年に加わったが、そ... -
百人一瞬 小林康夫 第79回 近藤譲(一九四七― ) ヴァイオリンと打楽器だけ。その響きがホールいっぱいに立ちのぼる。しかし広がっていくのは人の心や情の波動ではなく、人という存在の限界... -
日常の向こう側僕の内側 No.707 横尾忠則 2025.9.8 早朝、ドジャース戦を見る。大谷が菅野から2打連続ホーマー48、49号。 頭がむしゃくしゃするので午前中にjabでシャンプー...
