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読書人を全部読む! 山本貴光 第42回 60年安保闘争へ さて、年が明けて1960(昭和35)年である。この年の上半期(306から331号)の都合26号分の1面を並べてみてみると、安保... -
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 449 郷愁の気持ちを現在に向けた作家 JD ジャック・ドゥミの初長編『ローラ』の舞台となったキャバレーという場所は、華やかな場所でありながらも、社会の縮図の... -
映画時評 8月 伊藤洋司 物語はスコットランド沖の孤島の灯台を舞台として始まる。マイケルはそこで人目を避けて暮らし、少女のジェシーが彼に生活物資を届けている。この時点で、映画の後半で舞台... -
- [週刊読書人]2026/08/21号
- ジャンル:特集
第3回 国際文化会館ジャーナリズム大賞表彰式レポート 7月17日(金)、六本木にある国際文化会館岩崎小彌太記念ホールにて、第3回国際文化会館ジャーナリズム大賞表彰式が執り行われた。主催は公... -
滅びゆく惑星で 第14回 増田俊也 趣味にしているわけではないけれど、盆栽を見ると、時々ほうと息をついてしまう。手のひらに乗るほどの鉢のなかに、幹があり、枝が張り、根方に苔が湿り、崖に耐... -
日常の向こう側 ぼくの内側 749 横尾忠則 2026.7.27 朝、何んか変。日頃感じない心臓の鼓動が聞こえる。水野クリニックで心電図をとるが異常はない。 昼に瀬古利彦さん来訪の予定... -
読書人を全部読む! 山本貴光 第41回 1959年の文壇と論壇 そろそろ1959年をあとにしよう。そこで年末の二つの号を見てみたい。12月14日の304号と12月21日の305号で1... -
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 448 正統な道を辿ったジャック・ドゥミ HK ジャック・ドゥミの映画は、ミュージカル映画というジャンルの終わりに位置付けられるような作品が多いですね。ミネリ... -
文芸 8月 松田樹 最近、群像劇の小説をよく見かける。近年の話題作から挙げれば、豊永浩平『月ぬ走いや、馬ぬ走い』。一四人もの語りを通じて沖縄の戦後八〇年の歴史が紐解かれる。エンタメ系では... -
論潮 8月 高原太一 本を一緒に読む場が、思わぬ緊張感に包まれたことがある。個人的に忘れがたいのが、六〇年安保闘争の総括として出版された『民主主義の神話』に所収された哲学者・梅本克己の論... -
ありがとう!ノンタン五〇周年(偕成社) <子どもはみんなノンタン‼これからも。> 千葉美香×安井素子 累計三五〇〇万部の大人気「ノンタン」シリーズが今年、第一作刊行から五〇年を迎えた。... -
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光文社の文庫 リカバリー・カバヒコ 青山 美智子著 青山 美智子 カバヒコは、何もしない。 一言もしゃべらないし、一ミリも動かない。だから的確なアドバイスをくれたり、涙を拭いてく... -
集英社の文庫 デモクラシー 堂場 瞬一著 堂場 瞬一 民主主義って何なんだ? ということを昔から考えてきた。もっと具体的に言えば、現在の議会制民主主義は果たして理想的な政治システ... -
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中央公論新社の文庫 明治のナイチンゲール 大関和物語 田中 ひかる著 田中 ひかる NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」の原案となった『明治のナイチンゲール 大関和物語』は、日... -
文藝春秋社の文庫 噓つきジェンガ 辻村 深月著 水原 涼 人生というのはやり直しがきかないくせに、挫折の機会だけはたっぷりと準備されている。百パーセント思っていたとおりの人生を歩んで... -
河出書房新社の文庫 サラダ記念日 俵 万智著 俵 万智 昨年、十代二十代の人に『サラダ記念日』を読んでもらう機会があった。一九八七年出版、四十年近く前の歌集で、スマホは出てこない... -
祥伝社の文庫 筆耕屋だんまり堂 麻宮 好著 麻宮 好 ――墨の話を書きたいんです。 こんな私の漠然とした思いを、祥伝社の担当編集者さんは掬い取ってくださいました。 なぜ墨... -
東京創元社の文庫 藍色時刻の君たちは 前川 ほまれ著 前川 ほまれ 文庫化に伴う改稿で久しぶりに本書を読み返すと、執筆中に抱いていた感覚が徐々に蘇った。当時は主要登場人物たちとの距離...
