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- [週刊読書人]2025/08/29号
- ジャンル:読書・出版・マスコミ
- 著者/編者: 白石正明
- 評者: 長瀬 海
ケアと編集 白石 正明著 長瀬 海 この原稿を依頼した編集者さんは、僕の初めての文芸時評を担当してくれた人だ。久しぶりに連絡をもらい、書評が掲載される前には退職することを聞いた。お世話になった... -
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百人一瞬 小林康夫 第76回 安藤朋子 先月、何年ぶりだろう、俳優の安藤朋子さんとお会いした。 安藤さんは、本連載第68回で取り上げさせてもらった写真家の宮本隆司さんの奥さま。わが拙文を好... -
日常の向こう側 ぼくの内側 No.704 横尾忠則 2025.8.18 ここ数日おでんとの間にやゝ険悪な空気が流れている。ところかまわず糞尿を巻散らすからだ。 東京バレエ団のモーリス・ベジ... -
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 403 ベルイマンとデプレシャン JD 映画の形式面を成り立たせているものは何か。モンタージュも含めて、あらゆる要素が複雑に絡み合って成り立っています。それは現実の社... -
カンヌ、ロール、そして新宿へ 槻舘 南菜子 二〇二五年五月、カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて、リチャード・リンクレーター監督による『ヌーヴェルヴァーグ』が上映された。一三年の構想を経て実... -
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著者インタビュー 朝宮運河 怪奇幻想ライター・書評家の朝宮運河さんが『現代ホラー小説を知るための100冊』(星海社)を上梓した。鈴木光司『リング』から上條一輝『深淵のテレパス』までを取り上げ、日... -
対談=塩川伸明・渋谷謙次郎 <東西冷戦時代の終焉が意味するもの> 『現代史の起点 ソ連終焉への道』(岩波書店)刊行を機に 東京大学名誉教授・塩川伸明氏の新刊『現代史の起点 ソ連終焉への道』... -
周司あきら インタビュー <泥まみれの「男」をすべて被る> 『ラディカル・マスキュリズム 男とは何か』(大月書店)刊行を機に 作家の周司あきらさんが、『ラディカル・マスキュリズム 男とは何... -
書評キャンパス 森鴎外『渋江抽斎』 山形 悠 『渋江抽斎』は名作だ。しかし、一般的には評価が分かれている作品である。 漢語が頻用される文語体は現代の私たちにとって、すぐに意味を理解するこ... -
映画時評 8月 パヤル・カパーリヤー『何も知らない夜』 伊藤 洋司 ローポジションのカメラが粒子の荒い白黒の映像でインドの若者たちの踊る姿を捉える。音楽はなく、代わりに女性の実直そうなオフの声... -
ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 402 重要なのは映画の細部を感じ取ること JD フランスに限っても、パリの外には全く異なる生活が広がっています。パリの内部だけ見ても、現在、違った〈階級〉の人々がた... -
読書人を全部読む! 山本貴光 第4回 言いたいことを言ってこそ 前回は、創刊号全体を大きく眺めてみた。もう少し詳しく見てみよう。 やはり目を惹かれるのは、1面を飾る佐藤春夫(作家/1892... -
百人一瞬 小林康夫 第75回 内藤 廣(一九五〇― ) 「赤鬼と青鬼の場外乱闘」というので、どんな修羅場か、見に行かなければと行ってみたら、やはり内藤さんの原点とも言うべき「海の博物館」... -
日常の向こう側 ぼくの内側 No.703 横尾忠則 2025.8.4 糸井重里さん、菅野さん、トンカツ弁当持参で来訪。糸井さんとは干支が同じネズミ。いつもお互いに話を齧り廻すくせがある。 乱歩... -
ルーベンです、私はどこで生きればよいのでしょうか? 小田川 綾音著 木村 友祐 日本における難民の存在を知り、その不安定な立場のことを考えてきて、かれこれ十年以上たつ。難民と認められないために... -
保阪正康インタビュー <昭和史に学び、常識を蘇らせる> 『音声と写真でよみがえる昭和』(NHK出版)三部作の刊行を機に 今年は昭和百年・戦後八十年。保阪正康氏が『音声と写真でよみがえる昭和... -
書評キャンパス 加藤諦三『大学で何を学ぶか』 川田 愛珠 本書で著者は「自分の足で歩いていかなければならないところ、それが大学である」と語る。高校生活までとは異なり、大学生は日々の過ごし方を各...
