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至上の幸福をつかさどる家 アルンダティ・ロイ著 福嶋 伸洋 第二次世界大戦後の一九四七年、イギリスの占領下から独立したインドとパキスタン。ヒンドゥー教徒の多いインドと、イスラム教徒の多いパ... -
無意味なんかじゃない自分 荒井 裕樹著 川村 のどか 「二類相当」か「五類」かといった議論はまだ耳に新しい。コロナを社会の中でどう扱うかという話だ。この議論の前提となる「感染症法」には、過... -
働いて愛して生きるために女たちは闘わなければならない ケイト・ムーア著 松原 宏之 ちょっと長めの邦題がエッセンスをうまく伝えてくれます。およそ100年前のアメリカで労災賠償を求めた女工たちの... -
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土田ヒロミインタビュー <ヒロシマを考え続けるために> 『Hiroshima Collection』(NHK出版)『Hiroshima Monument』(ふげん社)刊行を機に 「原爆八〇... -
American Picture Book Review 99 堂本かおる 子供がアイロニーや反語表現を理解し始めるのは7〜8歳頃とされている。多くの子供はその年齢を過ぎてもなお文を言葉通りに解釈... -
百人一瞬 小林 康夫 第74回 辻けい 数年ぶりだったか、先月、新宿のギャラリー柿傳で、辻けいさんにお会いした。けいさん自身ではなく、十数年前にお亡くなりになったご両親、陶芸家の辻清明さんのガ... -
日常の向こう側 ぼくの内側No.702 横尾忠則 2025.7.28 首にタオルを巻くだけで4ヶ月近く激痛に悩まされたのがピタリと治ったことで、どの医者も気づかなかったぼくの独創的な治療法に、人間... -
小ぎれいな映画を作ることが主流に ジャン・ドゥーシェ氏に聞く 401 HK アルモドバルが、テーマとして同性愛を直接的に取り扱っている。それはファスビンダーのように、ということでしょうか? ... -
文芸8月 山田昭子 音声対話型AIアプリで会話をすると、当然だが記憶力の良さに感心する。こちらの話したことをすべて記憶し、問いかけにも淀みなく答えてくれるからだ。相手が何かを覚えていてくれる... -
論潮8月 高木駿 今回の参院選の結果を出張先のソウルで知り、何だか落ち着かない気持ちでベッドに入りました。案の定、翌日の韓国の新聞には「極右政党が躍進した日本」、「右傾化した日本」といった見... -
バタイユ著『マダム・エドワルダ /目玉の話』 山﨑 修平 今回、この依頼をいただいて刊行年が二〇〇六年であると振り返ることができた。 二〇〇六年、つまり二二歳の僕は、この本を読みつつ横須賀... -
- [週刊読書人]2025/08/01号
- ジャンル:翻訳小説
- 著者/編者: ジェイン・オースティン
- 評者: かげはら史帆
ジェイン・オースティン著『説得』 かげはら史帆 オースティンは恋愛リアリティショーの祖ではないか、と思っている。魅力的な男女が出会ってもつれて読者をハラハラさせるところも、ゴールが「幸せな結婚」... -
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- [週刊読書人]2025/08/01号
- ジャンル:読書・出版・マスコミ
- 著者/編者: 管啓次郎
- 評者: 星野文月
管啓次郎著『本は読めないものだから心配するな』 星野 文月 いつも何かしらの本を読んでいるのに、私が覚えているのはその本が残した印象だけで、そこに書かれている内容のことをほとんど思い出せない。そ...
